漢方産婦人科

『漢方 保険診療』 漢方薬(煎じ薬、エキス剤など)は保険適応です。

  • 日本東洋医学会 指導医、専門医
  • 日本外科学会 認定医、専門医
  • 日本胸部外科 認定医
  • 日本消化器病学会 専門医
  • 日本消化器内視鏡学会 専門医、指導医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本医師会認定 産業医、健康スポーツ医
  • 身体障害者福祉法指定医(ぼうこう又は直腸機能障害、小腸機能障害)
世の中の半分は女性です。女性特有の病気や症状があります。10代、20代、30代と年齢とともに、女性ホルモンの変化で体の調子が変わってきます。40代、50代、60代と、年齢を重ねることで心も体も大きく変わります。そして、70代、80代と人として、女性として、体調管理が必要となります。そんな女性のために漢方医学が役立ちます。

人は、生まれつきの体質や育った環境によって、ひとりひとりカラダとココロは、みんなちがいます。親子といえども、症状が同じでも、治し方は異なります。

冷え、ほてり、のぼせ、むくみ、だるさ、疲れ、イライラ、ユウウツ、不安、不眠、めまい、頭痛、耳鳴り、生理痛、排卵痛、生理不順、過多月経、不正出血、腹痛、腰痛、関節痛、肩こり、首こり、下痢、便秘、痔、ニキビ、肌荒れなどの症状で、悩んでいる方は、ご相談ください。

*当クリニックは、患者さんの待ち時間を短縮し適切な医療を提供するために、

 予 約 制  をとらせていただいております。ご理解の程、宜しくお願いします。


女性ホルモンにかかわる病気

女性の一生は、7年ごとにかわると漢方医学では考えています。

「7歳になると乳歯が永久歯へと生えかわり髪が豊かになります。14歳になると生理が始まります。21歳になると女性らしい体つきになります。28歳で女性らしさが最高潮となります。35歳になると肌の色やつやが悪くなり、髪が抜け始めます。42歳でカラダの衰えを感じます。49歳になると閉経を迎える。」

その後、女性ホルモンが減少することで、高脂血症、骨粗しょう症、認知症などの病気が発症しやすくなります。


天気にかかわる病気(気象病)

四季折々の自然を楽しむことができる日本。しかし、一年をとおして、天候の変化、気温の変化、湿度の変化、気圧の変化などで、体調が変わることを感じていませんか。日々の天気の変化で起こる症状を「気象病」といいます。

天気の変化で、頭痛、めまい、耳鳴り、むくみ、だるさ、気分の落ち込みなど、体調の変化を感じることがあります。これらの症状に悩んでいる方は、ご相談ください。

漢方医学で「 妊活 」を!

妊活をされている方は、ご相談ください。

「現在、妊活をしているが思うようにいかない」「自費の高額な漢方治療を受けている」

 タイミングをみたり、不妊クリニックへ通ったり、人工授精、体外受精など、いろいろな妊活をしている方、漢方医学による妊活を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 わたしは、不妊症、月経不順、更年期障害など産婦人科分野の「漢方医学」を 村田高明 先生(元 慶應義塾大学病院漢方クリニック)に 7 年間師事し多くを学ばせていただきました。

 まず妊娠を考えるとき、日頃の疲れた身体の調子を整えることが大切です。肉体的にも、精神的にも、偏りがちな今、様々な角度から自分自身を見つめ直す必要があります。漢方医学では、部分的な治療ではなく、全体のバランスを中心に治療を行っていきます。

漢方薬(煎じ薬、エキス剤など医療用医薬品)の治療は、すべて保険適応ですので、高額な費用は必要ありません。自己負担額は、1 割〜3 割です。自費診療のクリニックや漢方薬局で処方されている漢方薬を保険診療で、処方します。

 クリニックでの医療費は、保険診療です。漢方薬(煎じ薬、エキス剤など医療用医薬品)は、保険適応で処方いたしますので、高額な費用は必要ありません。不妊症、不妊治療で医療費のご心配な方へ安心して、安全に、不妊症、不妊治療の漢方治療を受けて頂けます。

*受診の際は、必ず保険証をご持参ください。

男性の妊活も、ご相談ください。

 当クリニックでは、男性の方の妊活の診療もさせて頂いております。ご夫婦でお見えになる方も多く、妊娠を希望される方や不妊症治療で悩んでいる方は、ご相談ください。

「冷え症」を治そう!

「冷え症」とは

 人間の身体は各臓器が、酸素や水、栄養素を使って化学反応の力で動いています。しかし、体温が低くなるとこの反応が弱くなり、体力も気力も弱まり、免疫力が低化してしまいます。逆に熱が上がりすぎると酵素がダメージを受けて反応が悪くなります。高熱や熱中症で意識障害が出るのはそのためです。

女性はホルモンバランスが変化します。2週間ほどのうちに体温が大きく変動するため、気温の変化などに影響を受けやすく、冷えを感じやすいのです。1957年の調査で36.89℃だった日本人の平均体温は、現代で36.2℃前後、35℃台前半の人も珍しくありません。

平熱が低い、低体温、手足末端が冷える、お腹が冷える

 平熱が低い、低体温、手足末端が冷える、お腹が冷える、など体に冷えを感じる場合、様々な症状、病気、病態に関係があります。高血圧症、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症(痛風)、がん などの生活習慣病、甲状腺、副腎、卵巣などの内分泌疾患(ホルモン疾患)、月経、不妊、更年期障害などの女性疾患、自律神経(交感神経、副交感神経)のバランスの乱れ、などいろいろな病気と「冷え症」は、関係があると考えられています。

「冷え症」と免疫力

 体温が低いと、免疫力が低下します。人の体は、体温を保つために呼吸をし、水分をとり、栄養ととっています。体温を高めることで、体を活性化し、脳も活性化します。体温が低くなると、体の働きは低下し、免疫力も低下します。

 免疫力が低下してしまうと、ウイルスやバイ菌(細菌)に負け、感染症にかかりやすくなったり、怪我が治りにくくなったり、皮膚が荒れたり、内臓の働きが悪くなり、胃や腸の状態が悪くなったり、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓などの臓器の病気やホルモンバランスが崩れ、月経が不規則になったり、PMS(月経前症候群)がつらくなったり、不妊や更年期障害など女性ホルモンにかかわる病気になりやすく、注意が必要です。

「冷え症」と食事

 カラダを温めるには、エネルギーが必要です。エネルギーの源は、食事に他なりません。栄養のバランスに気をつけることが重要です。朝食、昼食、夕食にも、それぞれ意味があります。食習慣を見なおすことで、体調も変わってきます。

「漢方産婦人科」は、産婦人科ではありません。

 わたしは、不妊症、月経不順、更年期障害など産婦人科分野の「漢方医学」を 村田高明 先生(元 慶應義塾大学病院漢方クリニック)に 7 年間師事し多くを学ばせていただきました。

 「漢方産婦人科」は、産婦人科ではありませんので、内診などはおこないません。女性のカラダとココロを総合的に診せていただき、その人にあった治療を行います。大学病院や総合病院などでは、医療の専門化、細分化が進み、これまで診断と治療ができなかった病気へも的確な診断と治療が行われるようになりました。しかし、現在の医学では解決できない問題も残されています。

 カラダの不調をあちらこちらの診療科で診てもらっても、結局「異常なし」と診断された方、いろいろな病院をかけもちで通院されている方、などご相談ください。
 「つらい症状があるが、気のせいではないか?」「検査結果には異常がないので、自律神経失調症だろう」「更年期障害だから、しかたがない」など、実際につらい症状があれば、西洋医学と漢方医学の両面から、もう一度、しっかりと診察をさせていただき、解決方法をいっしょに見つけていきます。