芝大門 いまづ クリニックからのお知らせ



芝大門 いまづ クリニックからのお知らせ
本年も女性に役立つたくさんのクリニックやドクターをご紹介して参ります。よろしくお願いいたします。
新年最初にご紹介するのは、女性に多いちょっとした不調(更年期の対策はもちろん!)から、がんの治療中に起こる副作用対策までを西洋医学と漢方医学を融合した医療で、診察してくださるドクター、今津嘉宏(いまづよしひろ)先生です。
今津先生は、昨年夏より、東京都港区の芝大門で新しいクリニックを開業されました。
「芝大門いまづクリニック」です。
今津先生は、「頭のてっぺんから足の先まで」を合言葉に診療しています。
これまで外科医として約25年間、慶應義塾大学病院、南多摩病院、霞ヶ浦医療センター、東京都済生会中央病院などで、診療をされていて、外傷治療から食道がんの内視鏡治療、手術や抗がん剤、放射線治療ほか、さまざまながん治療に取り組まれた先生。
また、女性のための漢方クリニック「麻布ミューズクリニック」(の前院長としても、女性のさまざまな不調を丁寧に診察し、漢方薬で治してくれました。
今津先生とは、「麻布ミューズクリニック」時代からのお付き合いですが、特に乳がんや子宮がんなどのホルモン療法や抗がん剤治療による副作用で、さまざまな不調に悩み苦しんでいる女性たちを紹介してきました。
がん治療の先生方は、がんを叩くことに一生懸命で、治療の副作用への対策に熱心になってくれません。
でも、今津先生は、がん治療の副作用に対して、漢方薬で対処する診察を丁寧にしてくださる数少ないドクター。
保険診療でみてくださるので、安心です。
今津先生の編集された『がん漢方』(南山堂・3,000円+税)は、とても素晴らしい本で、さまざまながんの副作用対策について書かれています。
私は、がん治療の副作用に困っている女性たちに、「この本をもっていって、“ここにこの漢方薬がいいと書いてあります“と言って、主治医に相談するといいですよ」と話しています。
クリニックはとても落ち着けて、優しい雰囲気。今津先生のお人柄を表していると思います。
消化器について広く学ばれているので、これまで胃カメラ(内視鏡)を数多く行っていて、このクリニックでも胃カメラによる診断、治療を行っています。

がん化学療法看護 認定看護師という制度をご存知でしょうか。この制度は、がん化学療法が治療の選択肢となった時、がん化学療法の治療期、そして経過観察の時期の看護を専門した看護師を育成、認定するものです。
この認定看護師を目指す人々を対象とした首都大学東京 健康福祉学部のオープンキャンパスが11月30日に行われ、大門いまづクリニック院長の今津嘉宏先生が「がんと漢方医学―看護師が行う漢方医学とフィジカルアセスメント」と題し講演。がん治療における看護師の役割と漢方医学について語りました。
今津先生は近年、多くの医師が漢方薬を処方しているにも関わらず、約8割の医師、看護師が処方される漢方薬の詳細なメカニズムや処方の意図を理解していない現状を説明。これは、漢方について学校で勉強したことのある人材が、およそ2割にとどまっていることが影響していると語り、事前教育の重要性を示しました。
また、医師、薬剤師が見落としがちな患者さんの変化をチェックする役割が看護師にはあると語り、患者さんが発する様々なサインをキャッチするすべを身に着けることを勧めました。「僕は脈を3本(指)で測ります。ICUやオペ室時での測り方と同じです。血管の太さ、深さ、厚みが最も良くわかるのがこの方法です。」と語り、日常的に行っている検査からでも様々な情報を得ることができるとしました。加えて、「勤務時間を長くする必要はなく、質を上げること、視点や考え方を変えることが大切です。」と今津先生。たとえば、食欲不振の患者さんに漢方薬を処方するとしても、その症状がどこから来ているのかにより、処方するのは半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう) かもしれないし、六君子湯(りっくんしとう) かもしれない、それ以外も考えられるとして原因を見極めることの必要性を力説しました。
さらに今津先生は漢方医学における「病気」の考え方を紹介。漢方では、全身倦怠感や食欲不振といった不定愁訴として捉えられがちな小さな変化も病気、「気虚」とすると語り、「フィジカルの変化もメンタルの変化も消化器の状態もみんな関係しています。これらをまとめて漢方薬では、気の状態と捉えます。口内炎だから口内炎の薬、食欲が無いから食欲が湧く薬、ではなく、全体として治すということを漢方では大切にしています。」と述べました。
最後に今津先生は「見方を変えること。小さな変化に気づくこと。漢方の言葉を使ってみることで、今と同じスキルでもっと多くの情報を患者さんのために役立てることができます。それが、がん化学療法の認定看護師に求められる仕事だと思います。皆さんのスキルを頭の中でより整理するために、漢方医学を活用してください。」と結び、オープンキャンパスに訪れた看護師たちにエールを送りました。
