お知らせ
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芝大門 いまづ クリニックからのお知らせ

診療時間 変更 のお知らせ

【診療時間 変更 のお知らせ】

2016(平成28)年5月21日(土)より、診療時間を変更させていただきます。

月、火、木、金、土

午前 8 時〜午後 2 時

(土は、午後 1 時)

胃カメラは、午前7時30分〜午前8時30分、午後2時〜午後3時に検査させていただきます。

栄養相談・料理教室は、午後2時から行います。

2016(平成28)年4月27日(水)〜5月8日(日)休診のお知らせ

2016(平成28)年4月27日(水)〜5月8日(日) 休診させていただきます。

2016(平成28)年4月13日(水)テレビ東京「ソレダメ!」

2016(平成28)年4月13日(水)午後6時55分〜 テレビ東京「ソレダメ!」

 出演させていただきます。

第44回 医療・健康セミナー

2016(平成28)年4月10日(日)10:00〜12:00(開場19:40)

第44回 医療・健康セミナー 

特別セミナー「115歳が見えてくる”ちょい足し”健康法」10:05〜11:20

会場 日本健康機構セミナールーム

東京都中央区日本橋小網町18-7 小網ビル3階

2016(平成28)年4月4日(月)午後の診療

2016(平成28)年4月4日(月)午後の診療について

午後の診療は、午後2時30分から午後3時30分まで、となります。

生理前のイライラは「血」が原因? 婦人科でもおなじみのケア

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女性特有の感情のアップダウン、 月経前症候群は漢方薬が 得意中の得意!

生理前にイライラしたり、落ち込んだり。女の人は気分の乱高下を日々体感していますよね。

「それも漢方薬は得意なんです。西洋医学で言えば、女性ホルモンの変動に関連する症状なのですが、漢方医学では『血の道症』と呼びます。『気・血・水』の血に問題がある、と考えるのです」と話すのは、芝大門いまづクリニックの今津嘉宏先生。

これもシンプル! 女性ホルモンの話はよく聞くし、多くの人が気になっているところですが、実際はホルモンのしくみが複雑すぎて、よくわかっていない人も多いんです!

「女の人は初潮を迎えて閉経するまで、女性ホルモンが大きく変動しますからね。年単位で分泌量が変わるだけでなく、2週間単位でもバランスが変化していますから、それだけ心も体も過酷な状況にあるわけです。血の問題と考えると、非常によく効く漢方薬が3つあります。婦人科でもよく使いますよ」

その3つ、ぜひ教えてください!

「ひとつは『桂枝茯苓丸』(けいしぶくりょうがん)。血の異常を改善する漢方薬で、月経前症候群から更年期症候群まで、幅広い世代の女性に効果があります。もうひとつは、『当帰芍薬散』(とうきしゃくやくさん)。これは血と水の異常をカバーしてくれるので、自律神経系の症状もある人に有効です。睡眠障害の改善にも効果を発揮します」

いずれも冷えを改善する効果が高く、女性には最適なのだとか。

「最後に『加味逍遥散』(かみしょうようさん)。これは気と血の異常をカバーする漢方薬で、不安やイライラなど、ストレス症状に効果的です」

この3つがあれば、「女の一生、安心」と言ってもおかしくない?

「人それぞれの体質もありますし、効果の出方は異なります。改善しない場合は抑肝散(よくかんさん)や五苓散(ごれいさん)、薏苡仁(よくいにん)などを適宜加えていくこともありますが、まずは漢方専門医に診断してもらうとよいでしょう」

乳がん・子宮がんのケアにも

この3つの漢方薬、心の不調だけでなく、実は女性特有のがんの治療にも使われているそうです。

「乳がんや子宮がんには、女性ホルモンに反応して増えるタイプがあります。ところがこれらの手術後に、女性ホルモン療法を行うことがあります。果たしてそれでいいのでしょうか? 僕が外科で漢方薬治療を始めたのは、その疑問がきっかけだったのです」

そこでさっきの3つの漢方薬が登場するんですね。

「漢方薬は臓器に対しても、血中ホルモン濃度に対しても、がん細胞を増やすことはありません。これは科学的にも立証されています」

漢方薬はがんそのものに対して治療効果があることと、実はもうひとつ、大切な役割があるのだとか。

「たとえば乳がんの患者さんは乳がんで苦しむのではなくて、乳がんになったことで苦しむんです。手術で乳房を失う、あるいはホルモン療法で更年期症状が出ることで苦しむんです。再発するかもしれない恐怖感でも苦しみます。この心の不調をケアできるのも、漢方薬の大きな役割なのです」
 

漢方初心者向け! 意外と知らない漢方のことQ&A②

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漢方について

ちゃんと知りたいQ&A

更年期をはじめ、加齢による〝なんとなく不調〞を感じることの多いOurAge世代。そんな症状に漢方を試してみたいという声をよく聞きます。

そこで、漢方初心者に向けて、意外と知らない漢方のことを2回に分けてわかりやすくご紹介します!

2回めの今回は、漢方の副作用についてや飲む場合の注意点など7つのQ&Aです。

お答えいただいたのは

今津嘉宏さん Yoshihiro Imazu

1962年生まれ。芝大門 いまづクリニック院長。藤田保健衛生大学医学部卒業後に慶應大学医学部外科学教室に入室。内科、消化器内科、外科、がん漢方、漢方内科、漢方産婦人科。著書に『89.8%の病気を防ぐ 上体温のすすめ』(ワニブックス)など多数

樫出恒代さん Hisayo Kashide

1962年生まれ。漢方薬剤師・漢方ライフクリエーター。漢方カウンセリングルームKaon・Kaon漢方アカデミー代表。新潟薬科大学薬学部卒業後、心と体に丁寧に向き合う漢方カウンセリングを提唱。『内側から「キレイ」を引き出す 美肌・漢方塾』(共著・小学館)

瀬戸 純さん Jun Seto

1973年生まれ。ツムラ コーポレート・コミュニケーション室 広報グループ所属。漢方製剤メーカー、ツムラにて広報を担当。ツムラでは、茨城県にツムラ漢方記念館があり、漢方の普及に努めている。一般公開はしていないが、事前予約で見学可能な場合も

Q どんな患者さん、どんな病気に漢方薬はおすすめですか?

検査で異常なしと言われるような不調や体質的な症状に効果があると言われる漢方。

「漢方のカウンセリングでは、いろいろな話を聞いたり、舌を診たりして、心身の状態から原因を探っていきます。西洋医学では対応できない不調などには特にいいのではないでしょうか」(樫出恒代さん)

もちろん、風邪や便秘、食欲不振や頭痛などの症状をはじめ、冷え症、のぼせ、PMS(月経前症候群)、更年期症状など女性に多い悩み、最近では抗がん剤の副作用軽減などにも、多く用いられるようになっています。

Q 漢方は体に優しいイメージがありますが、副作用などはありますか?

漢方薬も医薬品ですから、副作用があります。体質やタイプ、症状に合わないものを使ったり、量を多く飲んでしまったり、ほかの薬との組み合わせが悪かったりすると、熱やじんましん、動悸やむくみが出ることも。

甘草の副作用として、血圧が上がって、むくみがでるほか、低カリウム症になることも知られています。また葛根湯でも過剰発汗を引き起こす例も。

「効き目があるということは、副作用の可能性もあるということを意識して服用することが必要ですね。漢方だからと油断は禁物。服用は医師の指示に従い、異常を感じたらすぐに相談するようにしてください」(今津嘉宏先生)

Q 処方薬と一般薬の違い、煎じ薬、粉末、錠剤と形状の違いによる効き目の違いはありますか?

「漢方薬の形状による効果の違いは、ほとんどありません。医師の処方は、成分が一定ではっきりとわかるエキス顆粒製剤のものが中心ですね」(今津先生)

また、医師の診断のもとで処方される医療用漢方製剤、薬局やドラッグストアでセルフで購入できる一般用漢方製剤、薬剤師が調合する刻んだ生薬などの薬局製剤があります。薬の種類によっては、一般用漢方製剤は、成分の濃度を抑えた効き目のマイルドなものもあります。

Q 長く飲まないと効かないのでしょうか? 効果はどれくらいで感じますか?

漢方=長期、というイメージがあるようですが、即効性のあるものも。葛根湯のように飲んだ直後から効果を感じるものと、体質改善など長期間飲むことで効果を感じるものの2タイプあります。私は即効漢方とじっくり漢方と呼んでいるんですよ」(樫出さん)

慢性疾患などは体質を変えていくことで徐々に健康体へと導くため、長期間続けるほうが効果的。

まずは2週間を目安にして。2週間くらい続け、体質が変わってきたと感じたら、漢方薬の種類を変える場合もあるので、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

Q 漢方治療を受けたいのですが、どこで相談したらよいでしょうか?

今や多くの病院や診療所で漢方薬を治療に使っています。試してみたい場合は、医師に漢方薬の使用を相談してみましょう。基本的には保険も利きます。住まいの近くの漢方専門医は、日本東洋医学会(※)のホームページで調べられます。

薬剤師の判断のもとに独自の漢方薬を調合する漢方薬局もあります。いずれにしろ、症状や体質などを診るためのカウンセリングを、じっくりしてくれるところを選んで。

〈漢方関連のサイト〉

・日本東洋医学会(※)www.jsom.or.jp/
・漢方のポータルサイトwww.kampo-view.com

Q 更年期症状にいいと言われるのはどうして?

ホルモンバランスの変化によって左右される女性特有の悩みに効果を発揮すると言われる漢方。特に、更年期は体の中を巡る「気」「血」「水」のバランスがくずれやすくなり、ほてりやのぼせ、発汗や睡眠障害、無力感など、人によってさまざまな症状が現れるもの。

症状や体質に合わせた漢方薬は、更年期の症状をやわらげるのにぴったり。医師や薬剤師によく相談して、自分に合った漢方薬を処方してもらいましょう。

HRT(ホルモン補充療法)と併用もできるので、更年期を快適に乗りきるためにもっと漢方を活用しましょう。

Q 漢方薬を飲む場合の注意点はありますか?

「漢方薬は食前の空腹時に飲むのが基本です。朝起きてすぐ、午後3時頃、寝る前、の3回など。胃に余分なものが入っていないので、吸収されやすくなるからです。エキス顆粒製剤の場合は、白湯でそのまま飲むか、ぬるま湯に溶かして飲むと吸収がよくなります」今津先生)

煎じ薬は、煎じた分はその日に飲みきるのが原則。人肌程度の温度にして飲むのがおすすめです。いずれにしても、自己流で量を増やしたりせず、決められた用量、用法を守って。異常を感じたら、医師や薬剤師に相談してください。

撮影/恩田はるみ スタイリスト/石井くみ子 構成・原文/近内明子

日本薬学会第136年会(横浜)

日本薬学会第136年会(横浜)

2016(平成28)年3月29日(火)13:15~15:15

シンポジウムS55「医師・看護師・薬剤師の連携による地域医療の向上 の共同的治療を通して」座長および講演

2016(平成28)年3月28日・29日 休診のお知らせ

2016(平成28)年3月28日(月)午前・午後 休診させていただきます。

2016(平成28)年3月29日(火)午前・午後 休診させていただきます。

2016(平成28)年3月22日(火)休診のお知らせ

2016(平成28)年3月22日(火)午前・午後の診療を休診させていただきます。