お知らせ

過去のお知らせ【2018年アーカイブ】

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温故医新

[Dr.今津の温故健新](1)/水もかんで飲む/健康保つ 昔からの教え

おばあちゃんが、かつて子どもに言っていた「良くかんで食べなさい」は、とても意味のある言葉です。 最近の子どもは、やわらかいものを食べているのであまりかまずにすみます。昔の子どもは、するめやめざしがおやつだったから、知らないうちにかむことを学んでいました。

 

日本薬学会雑誌 Vol.138 No.5

日本薬学会雑誌 Vol.138 No.5 P.601~605

「医師・看護師・薬剤師の連携による地域医療の質の向上 〜忘れがちな障害、爪白癬の治療を通して〜」が、掲載されました。お世話になりました北里大学薬学部 鈴木貴子教授をはじめ、みなさまに感謝申し上げます。

「在宅患者の全身を管理する在宅医にとって、爪白癬は治療の対象外となってきた。爪白癬の治療は、抗真菌薬の内服が中心となるが、肝機能障害などの副作用があるため定期的な血液検査が必要である。さらに在宅医療における爪白癬患者は、全身状態が不安定で内服治療の対象とならないことが多い。

医療現場において、専門医の診療は初期治療に続き行われる医療行為である。爪白癬は皮膚科領域の疾患であるが、初期治療を在宅医が行う。在宅医は、医学研修で学んだ専門分野以外の領域についても、初期治療に対応する必要がある。爪白癬治療を通して、治療経過の記録方法、各職種間の認識状況の相違、医療行為に係わる負担の増減など、問題点が明らかとなった。

高齢社会を迎え、医療の形態が変わりつつある。これまで通院で行われてきた医療が在宅医療へ、専門医による治療から在宅医と訪問看護師と薬剤師によるチーム医療へ移行しつつある。高血圧症、高脂血症、心血管疾患などの生活習慣病を中心に、栄養管理、緩和ケアなど、多岐にわたる領域について、患者本人と家族へ医療を提供し続けている。これを支える医療スタッフとして、訪問看護師と薬剤師の役割は大きい。医師、看護師、薬剤師の知識と経験によるチーム医療が在宅医療を支えることが重要である。

爪白癬の治療を通して、在宅患者の生活スタイルを改善することが可能であると考えられた。」

休診のお知らせ

2018(平成30)年5月1日・2日、休診させて頂きます。

文藝春秋 五月号

文藝春秋  第96巻 第5号「この病いにはこう備えよ」P.288~292

糖尿病 5種類の漢方薬を使い分ける 症状に合わせると効果大

取材が記事になりました。

日経ヘルス 創刊20周年記念号

2018 May 日経ヘルス 超特大!別冊付録「女の不調 たちまち解消」

P.29 「発熱を伴う痛み、腰の鈍痛は内臓の病気が原因のことも 内科を受診してみよう」

休診のお知らせ

2018(平成30)年3月22・23日、休診させて頂きます。

休診のお知らせ

2018(平成30)年3月19日・20日 休診させて頂きます。

土浦協同病院 病診連携漢方講演会

2018(平成30)年3月2日(金)18:00~19:45

土浦協同病院 2階カンファレンス室(会議室)

特別講演 座長 土浦協同病院院長代行 酒井義法 先生

演者「がん漢方」〜がん治療をサポートする漢方薬とその使い方〜 芝大門いまづクリニック 今津嘉宏

臨床栄養 2018年3月号

臨床栄養 Vol.132 No.3 通巻904号 平成30年3月1日発行

「NSTに活かす漢方薬の基礎知識」P.289~294 「がん患者の在宅診療における効果的な漢方」

 わが国も超高齢社会となり,病院側の対応もそれに合わせて,さらなる変革が求められている.実際,一般病院でよく経験する患者さんの状況として,高齢者が多く,身体活動が活発でなく,栄養状態低下から来る気力・体力低下がある.しかも,食事内容も軟らかいものが多く,多種類の西洋内服薬の影響で消化管運動低下傾向にある.このような状況下でこそ漢方医学の出番であると考えられ,個々の臓器の器質的異常に対して対処する西洋医学とは異なる対応が可能で,全身状態からもたらされる症状として病態を把握することになり,栄養状態の低下由来の気力・体力低下には,安価で安全な治療として漢方薬の出番となるわけである.
 本稿では,臨床栄養に漢方を取り入れるために,基礎知識,NST でよく経験する消化器関連症状について,総論的に臨床栄養と漢方の観点から述べることとする.……(雑誌本文は続きます)

栃木県立がんセンター医療連係情報交換会

2018(平成30)年2月24日(土)19:20~20:30

地方独立行政法人 栃木県立がんセンター 本館3階 講堂

「がんと漢方」講演させていただきます。